イロイロ地域紹介
イロイロ州はフィリピン西部ビサヤ地方に属するパナイ島南東部に位置していて、
西側にはアンティーク州、北側にはカピス州、南側には観光地として有名なカマリス州、
南東には西ネグロス州が隣接しています。
フィリピンの素朴な美しさがたくさんつまっているところがイロイロです。
フィリピン第４の都市で港が多く輸出入産業が発達している経済の中心地です。
人口60万人程度の中規模の都市で、他の地域に比べ静かで汚染されていない自然環境、
他の都市に比べ安い物価と多様な祝祭や文化体験が可能な都市です。
フィリピン名門国立UP大学、名門私立CPU大学をはじめ40余りの大学が位置している教育都市で
優秀な大学から輩出されるチューターたちの水準も高く、日本をはじめアジア圏学生の留学が多く、満足度も高い都市です。
① イロイロの天気
10月から5月は乾季で日本の夏の天気と似ています。
写真の通り、晴れたきれいな空をみることができます。
1年のあいだでは、3月から5月が一番暑く（30～33度）、11月から1月までは夜は少し冷えます（23～25度）
6月から9月は雨季になります。
雨季といっても日本の梅雨のように連日雨が降るものではなく、ときどき夕立のように雨が降ったりします。
雨が降ると長くても半日ほど降り続きます。
そのため雨季には傘を持ち歩かないといけないくらいです。
② イロイロの特徴
マニラ、セブなどほかの都市に比べ物価が安く、デニャガン祭、ビリヤ祭、スペインの闘鶏、
美人選抜大会など多様な現地の文化体験が可能です。
緑地の比率が高く、都市がきれいで、交通も円滑に動いているところなので、
セブやマニラ、ボホールなどへの観光も容易にできます。
治安環境がよく、安全に留学生活を送ることができ、優秀な大学から輩出された水準の高いチューターたちにより、
アジア圏の学生に人気が高いです。
③ イロイロの住民と言語
イロイロの住民はイロカノ住民で、イロカノ住民は小さなルソンの北西部の海岸に集まって生活していた人々です。
イロコ（Iloko）の意味は人を意味する「i」と低地帯を表すlokongが合わさって、低地帯に住む人という意味です。
イロイロの住民は、とても誠実で冒険好きな勇敢な人が多いです。
また彼らは教育を重要視しており、やるべき学業を修めようと努力します。
フィリピンの歴史を見ても、多くの英雄たちや大統領はこのイロコ出身の方が多いです。
現在彼らが使用する言葉はイロン語で全体のフィリピン人の約10％が使用しています。
また大学が多く大学生を中心に英語が基本化しています。
④ 重要観光都市
1. ハロ聖堂：英文表記ではJaroですが、スペイン語の影響で「Haro,ハロ」と発音します。
タクシー運転手にハロチャーチに言ってください。
市内中心街のSMシティーモールから15分の距離に位置しています。
138年の歴史を持つハロ聖堂は、規模も雄大ですが教会と鐘をつくところが区分されている独特なつくりの聖堂です。
1874年に建てられ1948年に地震により崩れたのを本来の姿に修復し、今の姿を維持しています。
ハロ聖堂の向かい側に、別途で設置された聖堂の鐘つき場があります。
普通は、教会の垣根の内側にあるのが普通ですが、
ここハロ聖堂の鐘つき場は教会とはまた別に建てられているので独特なつくりとして有名です。
2. モロ教会(Molo Church)
モロ教会はハロ教会とともにイロイロの名物です。
モロ教会も有名なので、タクシー運転手に「モロ教会まで行ってください」と頼めば大丈夫です。
SMシティーモールから約20分の距離にあります。
1831年に作られた100年近く前からつたえられてきた遺跡です。
概観が珊瑚石で作られ、夕方の夕日に光る教会は黄金に輝いています。
スペイン統治時代に作られ、スペインの建築様式を直接体験できるところです。
現在モロ教会の前は広場に変わり、多くの人がこの広場に集まるところなので、
イロイロに来たら必ず行ってほしい場所でもあります。
2. イロイロ博物館(Museo Iloilo)
どこの国、どの地域に行ってもかならず見ておきたいところが博物館です。
イロイロ博物館は規模は大きくありませんが、地域の特色と歴史を近くに感じられる場所です。
Museoとスペイン語で博物館と表記してあるのも特徴的な部分です。
入場料は成人25ペソ（語学学校など学生証があれば、15ペソ）で月曜日から土曜日5時まで開いています。
タクシー乗車時、「 A-trium, Museo Iloiloまで行ってください」といえば大丈夫です。
SMシティーモールから約20分の距離にあり、イロイロの過去の生活をのぞき見ることができます。
入り口に入ると、入場料を払うところで、名前、国家、住所などを簡単に作成し、入場料をだして観覧できます。
内部の絵画資料は写真撮影が可能ですが、物品などの撮影は禁止されているので注意してください。
<博物館内部の絵画作品は撮影可能ですが、遺物や物品などは撮影禁止です。
この写真は博物館のどのようなつくりになっているか撮影したい旨を告げ、案内員の方の承諾を受けて撮ったものです。 >
フィルジャTIP！No.1 – 博物館など、観光地の規定に従ってください！！
最近海外からの留学生が増え、写真撮影が禁止されているところでも
写真撮影をする行為で摘発される件数が多くなってきています。
日本人は比較的に規定などを守るほうですが、
観光地や遺跡地などを訪れるときは、ここが外国であることを忘れずに決まりを守り楽しんでください。
4. ギマラス(Guimaras)
- ギマラスはイロイロで船で20分ほど行ったところにある島で
澄きれいでみ澄み切った海辺とロマンティックなリゾートがいくつかあるところです。
ギマラスの海はスモールホワイトビーチまたは小さなボラカイとも言われるほど美しく、
海洋生物が多様で、アイランドシュノーケルをするのにも最適です。
また、ギマラスの主産物のマンゴーが有名で、年中行事で、毎年4月から5月に一週間マンゴーの大祝祭が開かれます。
<マンゴー大祝祭 – 留学日記写真>
マンゴーの大祝祭期間には、興を盛り上げる楽しい音楽がいつも流れ、
70ペソを出せば30分間時間制限でマンゴーを食べれることができます。
また、夜にはバンドの公演があり、各種様々な料理を味わうことができます。
ヒット数 : 259
